最近、上達している気がしないなあ。自分は他の人より上達が遅い気がする。
こんな悩みにお答えします。
こんにちは、ふくるーです。
今回は、ピアノ上達のコツについて独学・初心者の方向けに解説します。
本記事の内容
- ピアノは独学でも上達する?
- ピアノ上達のコツ
記事で得られること
- ピアノ独学・初心者でも上達させるコツがわかる
ピアノの上達を感じないと、自信がなくなってしまい、モチベーションが下がってしまいますよね。
そこでこの記事では、ピアノが上達するコツを紹介します。
コツを抑えることで、何倍も上達する可能性が高くなりますよ。
それでは解説していきますね。
ピアノは独学でも上達する?
ピアノは独学でも上達することが可能です。
ピアノは基本的にスポーツと同じように、弾いた分だけ上達させることができます。
ただし、独学では気をつけなければならないことがあります。
それは、間違いを指摘してくれる人がいないため、自分で修正しないといけないことです。
独学では、自分でいろいろなことを調べながらピアノを弾くことになります。
その際に、見落としていることや、やっているつもりでもできていないことが出てきます。
誰かが指導してくれる場合は、そういった間違いもすぐに指摘してくれますが、独学ではそうはいきません。
例えば、ピアノを弾くときのフォームや指使いなど、重要な基礎の部分を誤ったやり方でやっていると、上達が大幅に遅れてしまう可能性が高いです。
独学でピアノを弾くときは、何ができていないのかを自分で確認することが鍵になるでしょう。
ピアノ上達のコツ8選
ここでは、ピアノ上達のコツについてご紹介します。
僕が特に重要だと思うコツをまとめました。
- ピアノを楽しむ
- 正しいフォームで演奏する
- 上手い人の指使いを真似する
- ゆっくりなテンポから練習する
- 右手左手、片方ずつ練習する
- できない部分に集中して練習する
- 自分の演奏を録音する
- 人前で演奏する
これらを抑えることで、何倍も上達する可能性が高くなります。
ぜひ一つひとつ確認して、普段の練習に活かしてください。
ピアノを楽しむ
楽しみながらピアノを弾くことは上達の秘訣と言えます。
ピアノに限った話ではありませんが、楽しむということは、上達のスピードを速くしてくれる秘訣です。
楽しむことで自然と、「あれをやりたい」「これをやりたい」とモチベーションが向上します。
そうするとピアノに触れる時間も増え、練習の質も上がってくるでしょう。
この記事を見ている方はおそらく、ピアノを趣味として始めた方が多いのではないでしょうか。
「好きこそ物の上手なれ」という言葉もあります。
ぜひピアノを楽しむということを大切にしてください。
正しいフォームで演奏する
正しいフォームで演奏できているかをもう一度確かめてみましょう。
フォームが間違っていると、体に余計な力が入ってしまうことが多く、疲れやすくなってしまいます。
フォームは上達速度に大きく関わってくるので、日々の練習で特に気をつけるようにしましょう。
正しいフォームができているかのポイントをまとめたので、ぜひ一度確認してみてください。
フォームの注意点
- 椅子には少し浅めに座る
- 頭の先が引っ張られているようなイメージで座る
- 鍵盤に手を置いたとき、腕が水平になる(または肘がやや上になる)ように椅子を調節する
- 足を床につける
- 肩の力を抜く
- 手に力を入れない(脱力すると手の形が自然に丸くなる)
正しいフォームができていない場合は、自分のフォームを確認する癖をつけるのがおすすめです。
フォームには気をつけて練習しましょう。
上手い人の指使いを真似する
上手い人の指使いを真似すると、すんなりと曲を弾けることがあります。
なぜなら、上手い人の指使いは、次のフレーズが弾きやすいようになっていたり、ひっかかることなく楽に弾けるようになっていることが多いからです。
僕も始めは「人の指使いを真似ても何も変わらないだろう」と思っていました。
しかし、実際に真似してみると、その曲が楽に弾けるようになったという経験がいくつもあります。
普段指使いをあまり意識しない方は、試してみる価値があると思います。
YouTubeなどで動画を探して、スロー再生で目コピするのがおすすめです。
ぜひ一度試してみてください。
指使いを真似するメリットは下記の記事で詳しく解説しています。
ゆっくりなテンポから練習する
曲を弾いていて、「テンポが速いな」「ミスが多いな」と感じる場合、テンポを下げて練習することをおすすめします。
ゆっくりなテンポから慣れていった方が、結果的にはその曲を上手に弾けるようになります。
いきなり原曲のテンポで練習しようとしても、なかなか難しいもの。
原曲のテンポに追いつくために、雑に弾いてしまうというケースも多々あります。
そうならないためにも、まずはテンポを落として、その曲の指使いに慣れていきましょう。
また、ゆっくりなテンポで弾くと、動きだけでなく表現の方も気をつける余裕が生まれてきます。
新しい曲やフレーズを練習する場合は、ぜひテンポを落として練習してみてください。
右手左手、片方ずつ練習する
曲やフレーズを練習する場合は、まずは片手で練習することをおすすめします。
理由は、いきなり両手で練習すると混乱して、動きが上手く身につかなくなってしまうからです。
特に、両手で弾くのに慣れていない初心者の場合、いきなり両手で弾こうとしても、頭がパンクしてしまう可能性が高いです。
ですので、最初は左手か右手、どちらかのパートを練習して覚えるようにしましょう。
それができたら、もう片方の手で弾くパートを練習。
2つできたら、両手で弾く練習をしましょう。
片方ずつ練習することで、それぞれのリズムや強弱などの特徴をつかみやすくなるので、効率的に練習することが可能です。
できない部分に集中して練習する
できない部分を集中して練習した方が効率よく曲を弾けるようになります。
曲を覚えようとして練習するときに、曲を通しで弾く練習ばかりしていませんか?
練習するときは、曲全体を練習するよりも、曲の中でもできていない部分や苦手な部分を集中して練習しましょう。
場所を絞って練習することで、その部分に一点集中でき、繰り返し練習することが可能です。
速く上達するには、できるフレーズをやるよりも、できないフレーズに時間を割いた方が効率的と言えます。
自分の演奏を録音する
自分の演奏を録音することで、客観的に自分の演奏を聴くことができます。
この方法は、特に独学でピアノを弾いている人におすすめの方法です。
自分の演奏を録音して聴き返すことで、演奏のどこを改善したらいいかがわかります。
誰か教えてくれる人がいる場合は、客観的なアドバイスが得やすいですが、独学の場合はその機会があまりありません。
また、誰かに教えてもらっている場合でも、自分の演奏を聴いてみることはおすすめです。
普段は気づかなかった癖やミスに気づくいい機会になるので、自分の演奏を客観的に聴く習慣をつけておくと上達に役立ちます。
人前で演奏する
人前で演奏することで、ピアノを練習するモチベーションが上がります。
ピアノを人前で演奏すると、それを聴いてくれた人たちの反応が得られます。
「上手だね」
「いい演奏だったよ」
などと、褒められると嬉しくなって自然とやる気が湧いてきます。
「次はもっといい演奏を聴いてもらおう」と思い、人に聴いてもらうことを意識するので、より練習に集中することができます。
また、人前で演奏する経験をすると、ミスしたときの対応が上手くなったり、堂々とした態度で演奏することができるようになります。
一人で練習するだけでは得られないさまざまな経験が得られるので、試しに人前で演奏をする機会を作ってみてください。
緊張するという方は、家族や友人に演奏を披露することから始めるのがおすすめです。
まとめ
ここまでピアノ上達のコツについて解説してきました。
ピアノ初心者の方や、独学で練習している方は、自分で間違いに気づいて修正していくことが大切です。
上達のコツを確認して、しっかりと実践することで上達のスピードが速くなります。
そんな上達のコツを8つ紹介しました。
【ピアノ上達のコツ】
- ピアノを楽しむ
- 正しいフォームで演奏する
- 上手い人の指使いを真似する
- ゆっくりなテンポから練習する
- 右手左手、片方ずつ練習する
- できない部分に集中して練習する
- 自分の演奏を録音する
- 人前で演奏する
普段の練習からこれらを意識すれば、間違いなく上達していくのでぜひ試してみてください。
「練習は毎日やった方がいいのか」「練習時間はどのくらいがいいのか」といった疑問をお持ちの方は、ぜひこちらの記事もお読みください!
【ピアノ講師が答える】ピアノの練習は毎日やった方がいい?練習時間は?
最後までお読みいただきありがとうございました!
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