なぜふくるーのレッスンでは7日間で1曲サビまで弾けるのか?

こんにちは、ふくるーです。

たまにレッスンの詳細について問い合わせをいただくので、少し解説してみまーす。

僕は普通のピアノ教室とは違って、「7日間で1曲サビまで弾けるようにする」という変わったレッスンをしてます。ほんと変わってますよね笑。

なぜこういったレッスンをしているかは後述するとして、

「7日で弾くなんて無理では?」という意見が多数だと思います。

今回は「いかにして7日間でピアノが弾けるようにするか?」を解説してみます。

これを見て、普段の練習の効率化にも繋げていただければ幸いです。

それではどうぞー。

目次

なぜ7日間レッスンをしているのか

7日間レッスンをやっている理由はですね、

ピアノ初心者の方に、「挫折する前に1曲を弾ききってほしいから」です。ほんとこれ大事なんですよー。

「1曲弾ける」というのは、初心者にとっては最初の関門です。

挫折する人によくあるのが、「楽譜を数小節読んでみたけど、途中までしか弾けなかった」というケース。頭の負荷が高い。楽譜読むの面倒。てか明日も仕事あるし。よし、ピアノのことは忘れよう。となり撃沈。

それだと、ピアノの面白みに1mmも到達できてないんですよね。
「ピアノ=苦行」で終わってる感じ、非常にもったいない。有識者からすれば、解決が楽勝すぎ案件です。

こんな感じで、1曲サビに辿り着く前に沈没するケースは多々あります。

でもそれが、1曲サビまでという、一つの区切り(一連の流れ)を弾くことができると話は別です。やばい!楽しい!今まで不完全燃焼だったものが一気に解消されて、ダムが決壊するかのごとく快楽物質が溢れ出てくる。

このことに味をしめるわけです。ピアノいいぞと。
これが、成功体験です。

少なくとも「ピアノ練習したけど、1曲も弾けなかったからやーめよ」という事はなくな
(世の中にはこのケースが非常に多くて、課題だなと思ってます)

要するに、味をしめた人はめったに挫折しないということです。

初心者の頃の僕も、1曲が完成したら、完成した曲を何回も弾きました。楽しすぎて。練習段階では止まりながら弾いていたから「とても曲とは言い難い」という悔しいような悲しいようなモドカシイ思いをします。それが一変、魔法にかけられたようにスラスラ弾けるようになるんですから、それは感動しないはずありません。

しばらく続けてると、他の曲にも挑戦しようと思うんです。そしたら、次の曲も弾けるようになった。さらに楽しくなる。このように、「成長ループ」みたいなものに入ることができるんですね。

その成長ループの入口が、「1曲弾けること」だと僕は考えています。

僕は、挫折するのはいいけど、「せめて1曲弾けるようになってから挫折してくれ頼む!w」と思ってます。

そうすればその後の結果も違うから。

もしね、3ヶ月でようやく1曲が完成する、とかだと、モチベーションがもたないと思うんですよ。

だから僕は、「なるべく最短で達成」してもらうために現実的な「7日」という期日を設けてレッスンしてます。

もちろん現実的には日数オーバーしたり、「完璧な演奏」とはいかないんですけど。それでも7日間、きちんと練習すれば曲の輪郭は見えてくるものです。

7日間のレッスンで弾けるようになる理由

さて、それではふくるーの7日間レッスンでは、一体どんなことをやっているのでしょうか。

一言で言えば、「ゴールに対して無駄なことをせず、やるべきことをやる」です。

一部だけ紹介すると、下記のような工夫をしています。

  • 生徒のレベルに合わせて、手の動きが簡単なオリジナル楽譜を作成する
  • 楽譜に指番号を振る
  • 練習中に意識すべきことを余すことなく伝える
  • 感覚ではなく、論理でわかってもらう
  • 理論だけではなく、熱量を伝える
  • レッスンの動画を配布して復習してもらう
  • 休憩を活用して定着率を上げてもらう
  • 同じことを繰り返し何度も伝える
  • 7日間で形にする意識を持ってもらう(締切の意識)

ピアノの基礎も大事なんですけど、最初は「楽しいと思えるまでの距離」をできるだけ短くすることを意識しています。

だから無駄なことはせず、必要なことに淡々と打ち込む。そういう状況でやっていただいてます。

あと、「なんとしても7日間で形にしてやろう!」みたいな「締切の意識」が肝要です。

人は短い締め切りがないと無駄な事をするからですね。

「1年で1曲弾ければいい」のと、「7日で1曲弾け」というのでは、思考が違います。

めちゃくちゃ頭を使います。どうやったら目標達成できるのか?と。

それが練習の密度を濃くして、練習成果に大きな影響を与えます。

単純に、覚えようって気になるのもいいですね。

ペンシルバニア大学の研究ですが、人は記憶しようと思わないと、単純な情報ですら記憶できないそうです(R)。

逆に「記憶しよう」と思って取り組めば、意図して覚える努力をしなくても想像以上に記憶することができます(ある意味これだけで記憶力が高まるのはお得ですね笑)。

上記のように、音楽的な知識を教えるのもそうですけど、「生徒の環境から変える」というのが僕がやってることです。

花に水をあげるだけでは植物は育ちませんからね。

音楽理論やら楽典やら奏法だけ教えるみたいなことはしません。むしろ初心者にとってそれらは優先度は高くない場合が多いです。

まとめ

ピアノはとにかく、1曲弾けるまでは続けることが大事だと思います。

そこまでいければピアノが楽しめるようになるはずなので、挫折する確率をガツンと減らすことができます。

別に僕のレッスンじゃなくてもどこのレッスンを受けてもいいのですが、モチベに自信がなくて短期的に弾けるようになりたいって方にはよろしいんじゃないでしょうか。

あまり積極的に公募はしませんが、何か企画やる際とかにはぜひ応募ください。

それでは今回は以上です。

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ここまでお読みいただきありがとうございました!
あらためてふくるーと申します。
20代後半で、ピアノを教えています。
いま、
初心者の方に1時間のアドバイスを実施してます。
  • どうしても弾けない箇所がある
  • 楽譜の読み方がわからない
  • たくさん練習してるわりに上達しない
など、ピアノは色々と悩みますよね。
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応募条件としては、
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