ピアノの練習は挫折しやすい?その理由と乗り越えるための解消方法を解説!

  • 「挫折してピアノの練習がつらい……」
  • 「自分はもっとピアノが弾けると思っていたのに……」
  • 「ピアノ教室の課題がうまく弾けない……」

練習しているのに上達しないと、このままピアノを続けるべきなのか悩む気持ち、わかります。

そこで当記事では、

  • ピアノの練習を挫折してしまう理由
  • ピアノの練習を挫折しないための3つのポイント
  • 挫折を乗り越えるための練習方法

について徹底解説していきます。

目次

ピアノの練習を挫折してしまう理由

ピアノの練習を挫折してしまうのはなぜでしょう。
こちらでは挫折してしまう主な理由をお伝えします。

モチベーションが維持できない

ピアノが弾けるようになるためにはモチベーションの維持が大切です。

スムーズに弾けなかったり、ミスを改善できなかったりすると徐々にモチベーションが下がり、前向きに練習することが難しくなります。

一度モチベーションが下がってしまうとすぐに回復することは難しく、挫折してしまう要因の一つになります。

練習時間が取れない

ピアノをスムーズに弾くためには練習が不可欠です。
練習時間が取れないと技術は向上しません。

「練習は明日にしよう」と後回しにする癖がつくと、徐々に練習の優先度が低くなり練習時間の確保が難しくなります。

今まで弾けていたところまで弾けなくなったり、ミスが増えたりと挫折する原因につながると考えられます。

習得に時間がかかる

ピアノの習得には時間がかかります。
一日で弾けるようにはなりません。

練習時間や練習方法で、習得するまでの期間が短くなる可能性はありますが、長期間かけて習得するものと考えておくほうがいいでしょう。

習得に時間がかかることを理解せずピアノを始めた場合、先が見えない練習に疲れ、挫折してしまうことになりかねません。

ピアノの練習を挫折しやすい人の特徴

ピアノがうまく弾けないと挫折しそうになりますよね。

こちらではピアノの練習を挫折しやすい人の3つの特徴をお伝えします。

技術が上達しない

練習を続けているのになかなかピアノが上達しないと感じている方は、挫折しやすい傾向にあります。

毎日コツコツ練習しているけどピアノが上達しないと感じている方は、練習方法が自分に合っているか確認しましょう。

もし練習方法が合っていないと感じた場合は、挫折してしまう前に練習方法を変えることを検討してみてください。

すぐに曲が弾けると思っている

ピアノは楽譜が読めなくても指を動かすだけで音が出るので、意外と簡単に曲が弾けるのではと思ったことはありませんか。

ピアノの上達にはコツコツ練習することが大切です。

曲を弾くためには技術の向上が必要で、習得に時間がかかります。

そのためピアノの演奏が上手な方は、日々の努力を怠らなかった人といえます。

ピアノを始めてから想像以上に練習時間がかかると実感したときに、挫折する原因につながっていると考えられます。

自分の演奏を人と比べてしまう

ピアノ教室や演奏会などで他人の演奏と自分の演奏を比べてしまい、ネガティブな感情を抱いてしまうこともあります。

ネガティブな感情を持ったまま練習してもうまく弾けず挫折しやすいです。

演奏の技術や習得にはそれぞれのペースがあります。

他の人が自分より習得が早く、上手に演奏していることを気にしてしまうと、自分の練習のペースやつまずいているところがわからなくなり上達も遅くなる傾向にあります。

ピアノの練習を挫折しないための3つのポイント

何事も新たにチャレンジすることは勇気が必要で大変なことです。
せっかく始めたのに挫折して諦めてしまうのはまだ早いかもしれません。

こちらではピアノの練習を挫折しないための3つのポイントをお伝えします。

明確な目標を設定する

ピアノを始めるときや再開したときに明確な目標を設定しましょう。

  • 今日はここまで両手でスムーズに弾く
  • 苦手な部分を片手ずつでも完璧に弾けるようにする
  • 半年後にこの曲を弾けるようにする

など明確な目標があれば努力しやすくなります。

またピアノの練習に行き詰まったときも目標があれば前向きに取り組みやすいため、ぜひ目標を設定してから練習を始めるようにしましょう。

基礎練習をする

ピアノは指を滑らかに動かすことが重要です。

指を滑らかに動かすためには、運動前のストレッチのように基礎練習から取り組みましょう。

ストレッチといっても手をグーパーと動かしたり、指回しをしたりするだけでも構いません。

特に寒い時期は筋肉が固くなりやすく、どうしても指が動きづらく感じます。

基礎練習で指を温め、しっかり動かせるようにしてから練習を始めるといいでしょう。

気分が乗らないときは休む

「今日はどうしても練習したくない」「練習するのがつらくてピアノが嫌いになりそう」と感じたときにはピアノの練習を一旦休んでみることを検討しましょう。

毎日練習するためにはピアノの練習が楽しいと感じることが重要です。

「ピアノが嫌だな」と感じてしまっては挫折につながる可能性があります。

コツコツ練習することも大切ですが、モチベーションを保ちピアノを楽しく続けられるよう意識しましょう。

気分が乗らないときには練習を休むことも検討してください。

挫折を乗り越えるための解消方法

「自分には才能がない」「自分にはここまでが限界」など落ち込んでしまったり限界を決めてしまったりすると全てが前向きに捉えられず挫折しそうになりますよね。

こちらでは挫折を乗り越えるための解消方法をお伝えします。

成長できるチャンスと捉える

壁にぶち当たるということは前に進んでいる証拠です。

挫折は自分が成長できるチャンスだと考えるといいでしょう。

挫折を経験し乗り越えられることができれば自分の成長を実感し、どんな壁にも前向きに捉えられるようになります。

自分だけ挫折していると考えず、誰もが経験することと考えることも大切です。

ピンチをチャンスと捉え挫折を乗り越えることで、さらなる成長につながるでしょう。

客観的に自分を見る

客観的な視点を持つことで挫折する原因に気づける可能性があります。

練習しているところを動画撮影し、自分を観察することもおすすめです。

自分では気づかなかった癖や課題に気づくことができます。

また親しい人に相談するのも効果的でしょう。

ピアノ以外のことに没頭する

挫折しているなか無理に練習を繰り返していると、気持ちに余裕が持てず挫折する原因につながります。

そのようなときは、ピアノ以外のことに没頭することも効果的です。

趣味や挑戦したいことに没頭することで頭も心もリフレッシュされます。

気持ちに余裕ができれば、新たな気持ちでピアノに向き合えるかもしれません。

立ち止まることも大切ですので、焦らずゆっくりと前へ進みましょう。

「具体的な練習方法はあるの?」「上達のコツは?」など気になる方は、行き詰まりを解消する5つのポイントでピアノの練習方法やコツを解説していますので参考にしてください。

まとめ

ピアノをがんばっていても挫折しそうなときがあると思います。

すでに少し挫折してしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

挫折しても、もう一度がんばろうと思えるならピアノを続けることができますが、一度挫折してしまうと戻れないかもと不安に思いますよね。

この記事を読んで少しでも気持ちが楽になったり、少しピアノを休んでみようと思ったり、いろいろと感じていただけたでしょうか。

決して挫折することがいけないことではありません。
無理に続けてもピアノは楽しくないですし、ピアノを嫌いになってしまうかもしれません。

大切なことはピアノを続けたいと思うあなたの気持ちではないでしょうか。
ピアノを続けた先に見える新たな夢や可能性は無限大です。

挫折を味わったあとは、より演奏に感情がこもるかもしれません。
今は苦しいときかもしれませんが、ピアノは心を癒やしてくれる存在です。

ぜひあなたにピアノが楽しかったことを思い出してもらいたいと思います。

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ここまでお読みいただきありがとうございました!
あらためてふくるーと申します。
20代後半で、ピアノを教えています。
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