独学でピアノを15年も続けられた理由

こんにちは、ふくるーです。

独学でピアノを始めて15年になりました。うーん早い。

で、良い機会なので、
「15年も続けられた理由」について考えます。

言わずもがな、ピアノの上達には継続が欠かせません。
が、言い方を変えれば、続けてさえいればうまくなります。

この記事で、ピアノ継続のヒントになったら幸いです。

僕がピアノを続けられた理由は、下記の3つだと思っています。ノウハウじゃないですけど、上達したいなら必須。

  1. 高い目標があったから
  2. 人にそそのかされたから
  3. ピアノに味をしめたから
目次

1. 高い目標があったから

第一に、「高い目標があったから」です。
ありていに言うと「弾いてみた奏者になりたい!」です。

僕は15年前、ニコニコ動画で「まらしぃ」というピアニストの演奏を聴いていました。
彼は、ゲームBGMやアニソンを弾く方で、めっちゃ上手です。

僕が彼の演奏を聴いたときは、

「ピアノでこんな臨場感出せるの…?」

と衝撃を受けました。

いや、原曲を聴いているみたいだったんですよ。
ギターもドラムもベースも歌もない。
ピアノ1台だけで、原曲に負けないアレンジと、演奏。

あーすごいぞこれは、やってみたいこれは。と、僕のピアノ人生をガラっと変えてしまいましたね。

そんな彼は、当時、高3。

そのときの僕が中2。

彼は社会人じゃありませんでした。芸能人でもありません。
僕と同じ、学生という身分でした。他人事じゃないわけですよ。

高3の彼が上げる動画は何万再生になり、世界中にファンがいる。
そんな存在になったら、世界がどう見えるんだろう。

そんな思いから、目標はネット上のピアニストでした。

基準が、周りのちょっとピアノ弾ける友達レベルじゃなくて、ネットで十分に上手い人。

それくらい当たり前にできたい。
追いつけないですけど、追いていかれないように意識しました。

「自分も高3までにはできるようになろう」
と、目標を立てていました

つまり、憧れがあると、すべきことが見える。
そういう人を見つけるのが手っ取り早いですね。

よく分からなかったら、よく分からなくてもいいから、ピアニストに会いに行くのも手です。

その人が自分と関係がある人になった瞬間に、
他人事ではなくなり、臨場感が生まれます。
単純に教則本を買って練習するより、何倍も効果があります。

上達って、「あの人すげえ!」と「でも自分はできなくて悔しい!」の体験を繰り返すことかも。

2. 人にそそのかされたから

第二に、「人にそそのかされたから」。
これは高2のときの経験です。

当時、僕はコーラス部の伴奏者としてピアノを弾いていました。
すると、生徒や先生が、僕に関心を持ってくれて。

「すごい!」「めっちゃうまい!」「その曲〇〇じゃん!」

みたいなことを、日常的に言われていました。すごくありがたいことです。

とりわけ、音楽の先生からすごく褒めてもらえて。
「いろんな音楽家を見てきたけど、君はプロを目指せるよ。」と言われました。

先生は、人生でピアノしか弾いてこなかったような職人気質の方で(息子さんも音楽家)。
そんな方に「君は上に行けるよ」と「そそのかされた」ので、真に受けました。

だから、「もっと上達できるのでは?」と思ったし、今も思っています。

重要なのは、真に受けて信じることです。
その一言に支えられて、今も続けられているから。

人からの評価を真に受け、
言葉を思い出すと、挫折せずに踏ん張れます。

「疑わないこと、それが強さだ。」

ということです。

純粋な称賛であり、有害でないものは、どんどん真に受けましょう。

あと、僕のピアノを後押しした人がいます。

その人に譜面を渡されたことがありました。

その曲は、今まで弾いたことがないくらい難しかったです。
エリーゼのために→幻想即興曲くらいのギャップ。

でも、これが弾けたら世界が変わると思えました。それで猛練習。

ちなみにその人は、音楽的にも実力のある人だったので、期待を裏切りたくない、頑張らなきゃなって思えました。

こんな感じで、人に才を認められたり、チャンスをもらったら、
真に受けて続けてみるのがよいです。

決して無駄にしないこと。
ターニングポイントかもしれませんよ。

その意味で、アウトプットして認知されましょう。YouTubeに動画あげたり、誰かの前で演奏したり。

そして理想とのギャップに悩んでください。
みんなは褒めてくれるけど納得いかないんだと。

悩んだ分、うまくなります。

3. ピアノに味をしめたから

最後は、「ピアノに味をしめたから」。
ピアノは日常生活で物凄いメリットがあります。

1つ目は、自信。
ピアノを弾いているときも、弾いていないときも、自己肯定感が上がります。

結果、前より積極的な人間になれたと思います。

友人にサプライズを仕掛けてみたり、新しい勉強を始めたり、転職してみたり。

ピアノができるなら、他もできるのではないか?
という気分になれるからだと思います。

ピアノが弾けるようになると、自信がつきます。
すると、常識を変える勇気になります。

相手を喜ばせたいとか、自分の見ている世界を変えたいとかって、基本的に勇気がいります。

そういったことに挑戦できるようになる。めっちゃいいな、と思います。
ゆくゆく、その勇気が波及して、誰かに良い影響を与えます。

自信の行き着く先は、世の中を良くすることかもしれません。

2つ目は、格上の人と仲良くなるきっかけになるってこと。

「格上」の定義は人によりますが、芸能人、経営者、普段お目にかかれない人など。

そういうレアな人も、学生時代、あるいは現役で音楽を嗜んでいることが多いです。
めったに関われない人と、ピアノ(あるいは音楽)という共通言語を持てる。

経営者も「昔はバンドでギターやってて」とか、「最近ピアノ弾けるようになりたくて習ってるんだ」みたいな人は多いです。以前、ピアノ繋がりで経営者の方と仲良くなって、BMWのオープンカーに乗せてもらった経験があります。完全に異世界でした。

芸能系の人も、音楽はかなりやってるイメージ。女性アイドルの方は音大出身が多い気がする。

意外と音楽を嗜んでいない人って少数派…?ってことは流石にないけど、それくらいみんなやっている印象です。

何かの縁でその人と偶然お会いすることになったとしても、音楽という共通言語があれば、話題に困ることはないです。

そして、音楽だとちょうど良い温度感で相手と話すことができます。

「自分プログラミングやってて!」みたいな話だと仕事っぽい雰囲気が抜けないですけど、音楽だったら一気にプライベートな話題になるので、相手と打ち解けやすい。

という感じで、いま音楽をなさっている方は、そのアドバンテージを存分に活かして格上の人に会ってみてください!

世界が広がりますよ。

え?格上の人に合う機会がない…?

確かに。めったに会えるもんじゃないし…。

そういう人は、音楽バーに出入りしてみてください。結構、有名な人がふつーに常連で来てたりします。

僕もそれで、タレントの方とご一緒して、芸能界の話を聴けておもろかったですよ。それもこれも、やっぱりピアノという楽器を通じて音楽をやっていたからですね。

そういった場にいると、あーピアノってデカいんだな。ピアノがなかったらこの場にはいなかったんだろうな。って思うことがよくあります。

僕はピアノについて情報発信していますけど、別にピアノじゃなくてもいいから、音楽をやりましょう。そいで色々な人に会ってみてください。

まとめ

という感じで、ノウハウじゃないことをいろいろ書いてしまいましたが。

ピアノをなぜ続けられたか。

端的にいえば、飽くなき青春を感じられるからなでしょうね。

本当にどこまで続けても終りが見えないですからねピアノは。音楽は。

自分の世界を広げる、変えるキッカケとして音楽は素晴らしいツールだと思うので、ぜひこれからも続けて言ってみてください。

p.s.

音楽の悩みとかあればぜひメッセージください。SNSとかでもいいので絡んでください。

音楽をやっている人は、誰かとのつながりを(最終的には)求めているので、基本は仲良くしたいんですよ。

というわけで気軽に話しかけてくださいニンニクましまし〜。

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ここまでお読みいただきありがとうございました!
あらためてふくるーと申します。
20代後半で、ピアノを教えています。
いま、
初心者の方に1時間のアドバイスを実施してます。
  • どうしても弾けない箇所がある
  • 楽譜の読み方がわからない
  • たくさん練習してるわりに上達しない
など、ピアノは色々と悩みますよね。
それらを解決する方法を提案します。
応募条件としては、
「今より上手くなりたい」と思っていること。

短期間で上達できるようにします。

下記に詳細を書いていますので、

よろしければ覗いてみてください。

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