こんにちは、ふくるーです。
「ピアノ初心者オンラインレッスン」の4日目です(前回の記事はコチラ)
今回は「夜に駆ける」(YOASOBI)に挑戦しています。
「ピアノ初心者オンラインレッスン」とは
ふくるーが1週間レッスンして、
受講者の方が「1週間で1曲マスター」を目指す企画。
「刺激になる」「面白い」と好評頂いています。
無料レッスンを受けてみたい方は、
- LINEの友だち登録(こちらの方がスムーズです)
- ブログのお問い合わせ
どちらかで参加希望の旨をご連絡ください。
仕事の都合上、3名限定なのでお早めにどうぞ。
【①動画内でお伝えしていること】
動画については、
- 7日間で上達するピアノ練習のコツ
- オンラインレッスンの雰囲気(ZOOM)
- レッスン生の受け方(わりとラフに楽しくやってます笑)
などが分かるように、
レッスン中の風景を7日分収録しました。
【②当記事内でお伝えしていること】
- 僕が何に気をつけてレッスンしたか?
- 動画で解説した「練習のコツ」の深堀り
などを下記にまとめました。
レッスンの中身を公開している動画はないので
レアっちゃレアかもしれません。笑
ご興味ある方は読んでみてください!
※動画をご覧頂いてから記事を読むとスムーズです。
早くも4日目
時間が経つのがはやすぎる!
てか1日1日がはやい。
最初は、
かるーく雑談してから
はじめることが多いですねえ。
あと、
たまにねこの鳴き声が聞こえて
ナイスでした。
①今回も右手からいきます
今日も右手の確認をしていきます。
僕の方は
「ここを一緒になおそう」
みたいな感じで、
楽譜に印つけていきます。
②だいぶスムーズになってる!
いやー前回から比べたら相当
スムーズになってました。
たぶん相当練習されたのではないかなと。
こういう努力を見せつけられると
僕もがんばらないとなーとか思います。
③1ページ目は暗譜したとのこと
得意・不得意がわかれる暗譜。
今回は暗譜するまで弾き込んで
いただいたようで、
ここまでスムーズになった模様。
音名を読み取る譜読み中心から、
演奏にそのものに意識を
向けることができると
やっぱりうまくなりますよね。
④装飾音符に”さり気なさ”をもたせる
演奏者に委ねられることが多い、装飾音符。
まーこれは好みがデカイかもですね。
ただ今回は”装飾音”らしく、
メインの音を飾るような
弾き方を説明してみました。
あえて装飾音を目立たせて
大胆に演奏する人もいる気がします。
それもまたよし。
両方できるようにしておくと
表現の幅が広がって
よろしいんじゃないでしょうか。
オシャレな感じを目指してやってみましょう。
⑤苦手な小節が終わるとミスる説
安心しちゃうんですよね笑。
これの対処方法は、
苦手な小節を
苦手じゃなくするってことですね。
気の緩みが起きなければ
ミスもしにくいのではないでしょうか。
切り抜いて、ひたすら練習
僕はそういう小節があったら
同じとこを30回とか繰り返します。
メトロノームつけて、
ひたすら無心でやるみたいな。
こう言うと、結構たいへんそうだ
というイメージ持たれるかもしれません。
でも実際やってみると、
単調な作業なんで楽です。
というか、
時間があっという間に過ぎる。
集中している時間って
いつの間にか過ぎてしまうものなので。
ゲームしてるときの感覚に近いですね。
やってれば無意識レベルで弾けるように
なってくるんで、そこを目指します。
さらに細かくして練習する
前の記事でも書いたと思うんですけど、
「部分練習の部分練習」
ですね。
どこが苦手なのか?
ってのを徹底的に把握できます。
そこが解消されたら
スムーズに弾けるようになるので。
あ、もちろんやるときは
超ゆっくりやるのがおすすめ。
「原曲テンポの半分以下」
くらいでメトロノーム設定すると
良いと思います。
⑥つっかえやすい部分は単音でもOK
正直、
上記のような練習をしていれば
いつか弾けるようになるんですけど、
時間がないときや
どうしてもできないところは
どんどん簡単にしていくのはアリ。
今回は、
音の数が2〜3音だったところを
バッサリ1音(単音)にしてみました。
でも、
聴いている側としてはそこまで
違和感ないのではないでしょうか?
結局、
こだわってるのはじぶんだけだったりします。
音数をちょっと減らそうが、
初めて聴く人は違いなんてわかりません笑。
…とかいったら誰かに怒られそうですが、
ある程度、事実かなと思います。
他の曲もやってたら
「前できなかったとこがいつの間にかできるようになってる」
ってのがピアノなんで、
挫折しないよう難易度設定していきたいですね。
⑦重要じゃない音は省いても◯
ちょっとしたお洒落とか、
演奏者の手癖とかで入ってる音もあります。
今回は「ファ」の音を
省きました。
「ファ」の部分に
歌詞もついてなかったですし、
影もうすかったので。
たぶん手癖じゃないかなーとか。
入れることで演奏に支障が出るなら
ないほうがいいかなと思いました。
⑧一番の感情ポイント
ここは、
特に気持ちを込めて弾きたい
感極まる部分でございます。
今回は簡単なアレンジにしちゃいましたが、
むずかしいアレンジのだと、
右手と左手が不協和音になるんですよ。
そこがなんというか、
“泣きそうな感じ”
を表していると思うんですよね。
だから、
けっこう切ない感じが好きです。
こういうところを
自分の手で表現するのが
たまらなく楽しいですね。
⑨苦手なとこだけ練習
ある程度弾ける方なら、
練習量は
【苦手なとこ>>>>>>>得意なとこ】
にしたほうがいいですね。
まあ、あくまで
「人に聴かせる」
という前提でですが。
どうしても
通し弾きがたのしいし、
得意なところばっか弾くのが
楽しいですよね。
ピアノって
快楽的な要素も強いので、
これはもう仕方ない笑
でも、得意を伸ばすより、
苦手をなくして粗を無くすほうが
出来栄えを良くする上では先決。
ピアニストのフォルテさんも
断言していましたけど、
「苦手なところ以外はやらなくていい」
これが上達の近道ですね。
⑨常に弾きやすい指番号で
楽譜を使って演奏する方であれば、
指番号を重要視したいところ。
「絶対こんなの無理だろ」
ってフレーズでも、
指番号を変えるだけで
面白いくらい滑らかに弾けることなんてザラです。
基本的には、
上手な人の指番号を真似る。それだけでOK。
YouTubeの低倍速を使えば
演奏者の手元をゆっくり確認できるので、
ぜひ活用しましょう。
あと、
クラッシックの楽譜には指番号が
振られていることが多いですよね。
伝統的な曲は、
弾き方がわりと確率されているわけですね。
ああいうのから学ぶのもありかなと
思いますね。
⑪抑揚をつけるとプロっぽくなる
抑揚の付け方ですね。
今回はある意味、機械的に、
ある2つの音を小さくする
って感じで説明してみました。
平坦に弾くよりは
ちょっとデキる演奏に
なっていたかなと思います。
こういうのに気づくには、
やっぱり参考となる音源を
聴きまくることですね。
あとは、
自分の演奏と重ねて弾く。
すると嫌でも違いが浮かび上がります。
ぜひお試しあれ。
⑫構造(コード進行の流れ)を捉える
コード進行の(Ⅱ→Ⅴ→Ⅰ)が
どうとかはひとまずおいておいて、
どこで小説がが区切れるか
意識すると暗譜もしやすいですね。
区切り1と区切り2の違いを比べる
動画の中では、
「区切り1」「区切り2」
みたいな感じで2つの小節に分類しました。
それらの小節はほぼ同じ音なんですけど、
最後の音だけ違っていました。
そしたら、その最後だけ覚えればOK。
違いをイメージ化して覚えてみる
区切り1の最後は、
「走っている感じ」
区切り2の最後は、
「歩いている感じ」
とか、まあ正直なんでもいいですが、
イメージで覚えるのもアリですね。
記憶の”フック”をつけるってやつですね。
なんかしらの引っ掛かり、
それをきっかけに思い出せるような、
「何か」を作ってあげる。
イメージで構わないので、
そういうのを自分なりに考えてみると
いいかもしれませんね。
音楽やってる人が会話中に独特な喩えをするのは、
こういうことを日常的にやってるからかも笑
サビは3種類の小節がある
サビは、
- 「42-43小節」・・・その1
- 「44-45小節」・・・その2
- 「46-47小節」・・・その3
みたいに分けてみました。
上記と同様、
その1〜その3で違うところや共通点を
見出していきます。
共通点は、
・必ずラ♭から始まっている
相違点は、
・最後の部分がそれぞれ違う
みたいに、簡単にでいいので。
そして、サビの後半は
またその1からその3の繰り返し。
なんで、覚え直す必要が皆無ですね。
ちなみに、こういう風にまとめるのを
「チャンク化」とかって言ったりします。
心理学でもチャンク化ってありますよね、
たしか時間汚染の話でもあったような。
1日がはやく感じる人は、
時間を「いくつかの大きなまとまり」として
捉えてしまっているので早く感じてしまっているとか。
例えば
「歯をを磨いてから電車に乗って会社に着く」
を1つの大きなまとまりとして捉えている。
脳がこの「大きなまとまり」の体感を
省略してるとでもいいましょうかね。
その分、負荷が減って早く感じる(=楽)みたいな。
考えてみればこの小節の話も、
チャンク化して脳の負荷を減らして
楽にするって営みでもあるんですよね。
ちょっと脱線しました。
⑬次回までの課題について
通し弾きしたら、
音源を確認する
ということを話しました。
正しいリズムやメロディを
覚えていくってことですね。
何回も聞かないと覚えられないので、
「しつけーよ!もう飽きた」
ってくらいまでやるのが丁度いいと思います。ちゃんとやるなら。
あと休憩はポモドーロ使いながら
撮っていただく塩梅で。
というわけで次回もよろしくお願いします。
コメント