こんにちは、ふくるーです。
「ピアノ初心者オンラインレッスン」の2日目です(前回の記事はコチラ)
今回は「夜に駆ける」(YOASOBI)に挑戦しています。
「ピアノ初心者オンラインレッスン」とは
ふくるーが1週間レッスンして、
受講者の方が「1週間で1曲マスター」を目指す企画。
「刺激になる」「面白い」と好評頂いています。
無料レッスンを受けてみたい方は、
- LINEの友だち登録(こちらの方がスムーズです)
- ブログのお問い合わせ
どちらかで参加希望の旨をご連絡ください。
仕事の都合上、3名限定なのでお早めにどうぞ。
【①動画内でお伝えしていること】
動画については、
- 7日間で上達するピアノ練習のコツ
- オンラインレッスンの雰囲気(ZOOM)
- レッスン生の受け方(わりとラフに楽しくやってます笑)
などが分かるように、
レッスン中の風景を7日分収録しました。
【②当記事内でお伝えしていること】
- 僕が何に気をつけてレッスンしたか?
- 動画で解説した「練習のコツ」の深堀り
などを下記にまとめました。
レッスンの中身を公開している動画はないので
レアっちゃレアかもしれません。笑
ご興味ある方は読んでみてください!
※動画をご覧頂いてから記事を読むとスムーズです。
進捗具合を確認します
前回のレッスンからどの程度練習できたかを確認しました。
課題をきっちりこなして頂いたので、
今回のレッスンもスムーズです!
捻出できる練習時間について確認
今後、どれくらい練習時間が確保できるかです。
これがかなり重要。
トータルで捻出できる時間と、
その時間で曲が最後までいくか?
というわりとシビアなお話ですね。
悲しいかな、人間には「計画錯誤」という
バイアスが存在するので、
正確に「どれくらいできるか?」を見積もるのは難しい…
とはいえ、途中で難易度を変更するのもOKなんで、
とりあえず今のままやることになりました。
①まず、右手を弾いていただきました
右手だけ通しで弾いていただきました。
緊張されるかもしれませんが、
もちろん間違っていても全然OK。
練習通りラフにやっていただければなーと
おもってました。
あと、譜読みが苦手とのことでしたが、
それにも関わらず最後まで練習して頂いたのが
わかって嬉しかったです。
このとき、僕の方では、
どこを改善するかなど考えておきます。
②楽譜と違っていた音をなおす
正直こまかいんですけど、
間違った音で反復練習してしまうと
修正する時間がもったいないので、
先になおさせていただきました。
おまけに間違っていることに
自分じゃ意外と気が付きにくい…
音源を繰り返し聴いておくと
違和感に気が付きやすいです。
③音が抜けていたところも
16分音符が1コ抜けていたところがありました。
ミスタッチは仕方ないんですけど、
音が抜けて拍子が飛んでしまうとややめだちます。
ミスタッチはあとで音数を減らせばOK。
拍子は理解しないことには
同じことの繰り返しになってしまうので
なおさせていただきました。
④左手は5〜6割ほどの完成を目指す
今回、せっかくなので左手もやることになりました。
本来、左手も5〜6割といわず
しっかりやったほうがいいんですけど、
最短で習得するならこの程度でokかなと思います。
ぶっちゃけ、いくら左手を10割にしても
両手で合わせるときにまた
“感覚”が変わっちゃうんですよね。
なんで、
両手で合わせるときの
「左手はこうだったはず!」
という「瞬発力」を養うかんじ。
それができれば合格です。
⑤左手を一緒に弾いていきます
僕の演奏を見聞きしていただきながら
練習していただきました。
今回は受講者の方がスマホ1台なので
難しいんですけど、
PCやタブレットなどがあると
大きな画面で僕の運指を確認できるので便利です。
⑥ラ♭が大事(キー)
「夜に駆ける」は「ラ♭」がキーです。
キーってのは「中心音」とも言われてて、
その曲のリーダー的な音です。
その音を中心に曲が構成されているイメージ。
例として、
- 曲の始まりがラ♭
- コード進行の始まりがラ♭

だったりで、ラ♭が大活躍ってわけです。
これが把握できると
「次の小節は中心音に戻るな」
「いまの小節は中心音に戻ってきたな」
とかわかるわけです。
コード進行をいくつかに分割できるので、
曲の構成がわかりやすくなるというわけですね。
⑦お洒落コードは覚えるのがむずい
いやー、これは仕方ない。笑
左手が和音であちこち移動する系は
地味にむずい。
動画では「コードの理解があると良い」と
書いたんですが、これはそのとおりで。
最低でもメジャー&マイナーのコードが
パッと左手で押さえられるようになると、
対応しやすくなります。
練習するならGoogleの画像検索とかで一覧表を見ながら。
できればセブンス&メジャーセブンスまでいきたい。
ハノンみたいに繰り返しや感じですね〜。
⑧左手が飛ぶのがやや難しい
「やや」って書いたんですけど、その実、だいぶ難しいです。笑
今回の受講者さんは左手ピョンピョンに慣れていたみたいなんで
大丈夫でしたが。
ピアニストのまらしぃさんは
この奏法の代表者みたいな感じですよね。
僕もめちゃくちゃ影響受けて、
中学生の頃は何回も練習したなあ・・・
じつは練習方法にもコツがありますが、
趣旨がはずれるのでまたどこかのコンテンツで。
左手はだいたい同じ弾き方
ここも一応補足しておきます。
「夜に駆ける」はこの跳ねる左手が
メインになってくるので、
一度掴んでしまえばこっちのもの。
さらにいうと、
まらしぃさんの曲ってほぼこれで構成
されてたりするんで、
1曲できると芋づる式にいろいろな曲に
挑戦できたり。
興味ある方は練習されてみるとよいかと!
⑨両手のがわかりやすいこともある
今回は片手ずつ練習していますが、
両手同時に弾いたほうが理解しやすい
小節もあります。
今回みたいに、
片手だけだとリズムが複雑に感じるときや、
左右で1つのメロディ弾くときなどですね。
スピード重視なんで、
そういうところは両手でやっちゃいます。
もちろん片手でも理解できるなら
リズムがよくわかってる証拠なんで、最強です。
⑩1小節を半分に分けて練習
これは自分がよくやる練習。
「1小節だけ練習する」って部分練習は
よくやると思うんですが、
苦手意識がある場合はその小節をさらに半分にします。
4分の4拍子なら、2拍分ですね。
部分練習の部分練習ってかんじ。
「自分が小説のどの部分が苦手なのか?」
ってボトルネックをつぶせるのでおすすめです。
⑪難しい所は「練習用の動画」を配布
受講者の方が難しいと感じた小節は、
弾き方を解説した短い動画を撮って配布しました。
今回だったら、
- 1小節分のお手本(完成形)
- 練習のコツ
などYouTubeにアップしておいて
あとでそれを見ながら練習していただくかんじですね。
レッスンは
「相互にやり取りできる」とこに旨みがあると思うので、
長い時間をとっても変化が感じにくいとこに時間は割きません。
あとで地道に自主練したほうが効率良いところは
僕の動画で練習していただくようにしましたー。
まとめ
早いうちから左手もいけたので、
なかなか良いペースではないでしょうか。
最初は完璧主義にならないで
ざっと全体を通してみたほうが
効率いいかなと思います。
途中で挫折してももったいないですし。
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