ピアノ初心者

【一度は聴いたことのある】ピアノのクラシック名曲20選を紹介!

ピアノのクラシック名曲20選

この記事では、ピアノのクラシック名曲の中から厳選された20曲を紹介します。誰もが一度は聴いたことのある名曲ばかりです。

また、それぞれの曲について簡単な解説も付けています。

ぜひ興味のある曲を聴いてみてください。

この記事の内容
  • ピアノのクラシック名曲5選
  • 一度は聴いたことのあるピアノのクラシック有名曲5選
  • かっこいいクラシックのピアノ曲5選
  • 美しいクラシックのピアノ曲5選

ピアノのクラシック名曲5選

ここでは、ピアノのクラシック名曲を5つ紹介します。

ピアノのクラシック曲の中でも、名曲として名高い5曲です。

子犬のワルツ/ショパン

この曲は、ポーランドの作曲家であるショパンが晩年に作曲したものです。

ショパンの恋人が飼っていた子犬が自分の尻尾を追ってぐるぐると回っていた様子を表した曲です。

曲の中盤に聴こえる短い高音の部分は、子犬がつけていた鈴の音を表していると言われています。

子犬がぐうぐる回っている様子を思い浮かべながら聴くと、なんだか曲が楽しく聴こえてきますね。

亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー

フランスの作曲家であるドビュッシーによって作曲された曲です。

この曲のタイトルは同じフランスの詩人である、ルコント・ド・リールの「亜麻色の髪の乙女」という詩からつけられています。

柔らかく繊細で、聴いていると心が癒されるような曲です。

亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル

この曲は、フランスの作曲家であるラヴェルが作曲したものです。

パヴァーヌというのは、中世のヨーロッパの宮廷で普及していた踊りのこと。

題名からして、亡くなった王女に送った曲のように感じますが、実際は「昔、スペインの宮廷で小さな王女が踊ったようなパヴァーヌ」という意味です。

とても優雅できれいな旋律の曲ですね。

ジムノペディ/サティ

この曲はフランスの作曲家であるサティによって作曲されたもので、サティは先ほど紹介したドビュッシーやラヴェルに影響を与えた人物です。

この曲のタイトルは、大勢の青少年が古代ギリシアの神々をたたえる祭典である「ギュムノパイディア」からつけられたものとされています。

この曲にはヒーリング効果があるとされ、病院でBGMとして流されたり、精神科で音楽療法の治療の一環として使用されることがあるそうです。

ゆったりとしたテンポで聴いていると穏やかな気分になってきます。

愛の夢/リスト

この曲は、ハンガリー生まれの作曲家であるリストが作曲したものです。

本来、『愛の夢』は3つの曲で構成されているピアノ曲で、その中でも紹介している3番の楽曲はとりわけ有名な作品として知られています。

リストが愛していた人と別れることになった翌年に作曲した曲で、『おお、愛しうる限り愛せ』という情熱的な詩をもとに作ったものです。

当時のリストが持つさまざまな思いが込められた曲なのかもしれません。

一度は聴いたことのあるピアノのクラシック有名曲5選

誰もが一度は聴いたことのある有名な曲を5つ紹介します。

聴けば「あー、聴いたことある!」と思うこと間違いなしです。

エリーゼのために/ベートーヴェン

ドイツの作曲家であるベートーヴェンにより作曲された曲です。

クラシックの中でも知っている人の多い作品ではないでしょうか。

この曲のタイトルにもある「エリーゼ」は、かつてベートーヴェンが愛した「テレーゼ・マルファッティ」ではないかと言われています。

楽譜に書いてあったタイトルが読みにくく、「テレーゼ」が「エリーゼ」になったそうです。

冒頭のキャッチーなメロディーが特徴的で、ベートーヴェンの曲の中でも最も有名な作品の一つとして数えられています。

トルコ行進曲/モーツァルト

モーツァルト(ドイツの作曲家とするかオーストリアの作曲家とするかで意見が分かれている)によって作曲された曲です。

この曲は、いつどこで作曲されたのか判明しておらず、謎が多い曲です。

実は『トルコ行進曲』というと、ベートーヴェンが作曲したものもありますが、一般的に思い出される『トルコ行進曲』はモーツァルトが作曲した方の曲です。

テレビ番組やアニメ、ゲームなどの幅広いメディアで使用されている曲で、普段クラシックを聴かない人でも聴いたことのある曲なのではないでしょうか。

革命のエチュード/ショパン

この曲はショパンによって作曲された練習曲です。練習曲とは演奏テクニックを習得するためにある楽曲のこと。

練習曲とは思えないほど芸術性の高い曲で、今ではショパンの代表曲として取り上げられています。

ポーランドにロシアが侵攻してきた時期と同じときに作られた曲で、ショパンが持つ怒りの感情を表現した曲です。

1985年「少女に何が起ったか」というドラマや、2005年に明治製菓のCMに使われていました。現在でもさまざまな場面で聴くことの多い有名な曲です。

きらきら星変奏曲/モーツァルト

モーツァルトによって作曲された12の変奏曲(さまざまな主題やリズム、旋律が変化しながら演奏される形式のこと)です。

日本では『きらきら星』という童謡で有名で、誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。

一般的に知られている『きらきら星』とは違い、主題と12の変奏で構成されており、それぞれ違った雰囲気を楽しめます。

月の光/ドビュッシー

ドビュッシーによって作曲され、ドビュッシーの曲の中でも特に有名な一曲です。

CMや映画等、多くのメディアで使用されている曲なので、聴いたことのある人も多いと思います。

NHKの『みんなのうた』やNTTドコモのCM(2015年)、フィギュアスケート選手である紀平梨花選手が出演する日住サービスのCM(2018年)で使用されていました。

柔らかく親しみやすい曲ですね。

かっこいいクラシックのピアノ曲5選

クラシックのピアノ曲の中でも特にかっこいい曲を5つ紹介します。

やる気を出したいときにもおすすめな曲がそろっています。

ラ・カンパネラ/リスト

この曲は、リストによって作曲された曲です。

『ラ・カンパネラ』は4曲存在しているのですが、その中で最も有名なのが今回紹介している『パガニーニによる大練習曲 第3番』です。

「ピアノの魔術師」と呼ばれるリストの曲だけあってとても難易度が高い曲になっています。

「カンパネラ」というのは、イタリア語で「小さな鐘」を意味します。

ピアノ経験者でも憧れるようなとてもかっこいい曲です。

月光 第3楽章/ベートーヴェン

この曲はベートーヴェンによって作曲された曲です。

『月光』は3楽章に分かれていて、静かでその中にも響きがあり、美しい旋律が特徴な第1楽章が特に有名です。

第3楽章は第1楽章とは打って変わって、激しく迫力のある曲になっています。

スピード感がある主題や、曲の中でもいくつもの変化があり、とてもかっこいい曲ですね。

幻想即興曲/ショパン

この曲はショパンによって作曲された曲です。

ショパンの死後に出版された曲で、本来は出版される予定のない曲でした。

ショパンが遺書でこの曲を出版をしないように頼んだのですが、ショパンの友人が勝手に出版してしまったと言われています。

冒頭のアルペジオと右手で弾くフレーズが幻想的でかっこいい曲です。

英雄ポロネーズ/ショパン

こちらもショパンが作曲した曲です。

「ポロネーズ」というのは、フランス語で「ポーランド風の」という意味で、ポーランドが起源のダンスやダンスに使われる曲のことを言います。

ショパンの祖国であるポーランドの栄光をたたえた曲とされており、激しい旋律が特徴の曲になっています。

テンペスト 第3楽章/ベートーヴェン

この曲はベートーヴェンが作曲した曲です。

約7分の間、休む間もなく動き回っており、曲から切迫感のようなものを感じます。

3楽章ある中でも、この第3楽章の曲が最も激しい大嵐のような雰囲気になっています。

名前の通り嵐のような激しさを持つかっこいい曲ですね。

美しいクラシックのピアノ曲5選

最後に、美しいクラシックのピアノ曲を5つ紹介します。

優雅で思わずうっとりしてしまうような曲ばかりです。

ゆっくりと休みたいとき、癒やされたいときにおすすめな5曲です。

アラベスク 第1番/ドビュッシー

この曲は、ドビュッシーが初期の頃に作曲した曲です。

「アラベスク」というのは、イスラム美術の様式の一つで、幾何学模様を反復して作られた模様のことです。

アラベスク模様

そんなアラベスク模様を思わせるような旋律が特徴の美しい曲で、ドビュッシーの傑作とも言える作品です。

悲愴 第2楽章/ベートーヴェン

この曲は、ベートーヴェンが初期に作曲した曲です。

ベートーヴェンは、持病の難聴が悪化してきており、音楽家としては死にも等しいような絶望を抱いていました。

『悲愴』には、そんな持病と闘うベートーヴェンのさまざまな思いが込められているのかもしれません。

悲しくも美しい旋律の曲で、個人的に一番好きなクラシックの曲です。

アニメ『のだめカンタービレ』や『心が叫びたがってるんだ。』など多くの作品で使用されているので、聴いたことのある人も多いかもしれませんね。

別れの曲/ショパン

この曲は、ショパンによって作曲された曲です。

本来の名称は『練習曲作品10第3番ホ長調』なのですが、日本では『別れの歌』として親しまれています。

この愛称は、1934年のドイツ映画『別れの歌』(ショパンの生涯を描いた映画)から広まったものです。

作曲したショパン自身も「これ以上美しい旋律を作ったことはない」と言うほどの美しい曲です。

春の歌/メンデルスゾーン

この曲は、ドイツの作曲家であるメンデルスゾーンが作曲した曲です。

『春の歌』は、メンデルスゾーンのピアノ作品集である『無言歌集』の中で最も有名な曲です。

この曲は1842年の作品で、メンデルスゾーンが「ライプツィヒ音楽院」を設立する1年前に作られました。

「ライプツィヒ音楽院」は『荒城の月』などで知られている滝廉太郎が留学したことで有名です。

温かく優雅な旋律でとても美しい曲ですね。

ノクターン 第2番/ショパン

この曲は、ショパンによって作曲された曲です。

『ノクターン(夜想曲)』はショパンが20歳のときから晩年にかけて作られた全21曲の作品。

その中でも第2番、「ショパンのノクターン」と言えばこの曲を指すというくらい有名な曲です。

きらびやかな旋律で美しい曲です。

まとめ

ピアノ演奏

この記事では、ピアノのクラシック名曲を紹介してきました。

紹介した曲をもう一度振り返ってみましょう。

【ピアノのクラシック名曲5選】

  • 子犬のワルツ/ショパン
  • 亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー
  • 亡き王女のためのパヴァーヌ/ラヴェル
  • ジムノペディ/サティ
  • 愛の夢/リスト

 

【一度は聴いたことのあるピアノのクラシック有名曲5選 】

  • エリーゼのために/ベートーヴェン
  • トルコ行進曲/モーツァルト
  • 革命のエチュード/ショパン
  • きらきら星変奏曲/モーツァルト
  • 月の光/ドビュッシー

 

【かっこいいクラシックのピアノ曲5選】

  • ラ・カンパネラ/リスト
  • 月光 第3楽章/ベートーヴェン
  • 幻想即興曲/ショパン
  • 英雄ポロネーズ/ショパン
  • テンペスト 第三楽章/ベートーヴェン

 

【美しいクラシックのピアノ曲5選】

  • アラベスク 第1番/ドビュッシー
  • 悲愴 第2楽章/ベートーヴェン
  • 別れの曲/ショパン
  • 春の歌/メンデルスゾーン
  • ノクターン 第2番/ショパン

クラシックには、その曲が作られた時代の様子や作曲者の想いなど、さまざまな背景があります。

そういった部分を知ると曲の聴こえ方が180度変わることもあるでしょう。クラシックには人それぞれ違った楽しみ方ができるのが魅力です。

気に入った曲があれば、ぜひその曲について調べてみてください。きっとその曲をより深く楽しむことができますよ。

最後までお読みいただきありがとうございました!